「声出しOK」ライブに参戦

生活

こんにちは。ものレボの成清です。本日は私の趣味のお話を共有したいと思います。

私は、邦楽ロックバンドが好きで音楽ライブに行くことが多いです。

しかし、2020年はコロナウイルス感染の影響で、多くのライブが中止にってしまい楽しむことができませんでした。2021年頃から少しずつライブが復活をしてきたのですが、観客は声を出してはいけないという「声出しNG」の条件がついており、もの足りなさを感じていました。(声出しとは観客がライブ中に出演者に声援を送ったり、合いの手を入れたりすることです。)

そのような状況でしたが、コロナウイルス感染者数が減少し、2023年5月に音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインが撤廃され、ライブにおける声出しが解禁されました。私もやっとつい先日、声の大きさも、出すタイミングも完全自由な「声出しOK」のライブに参戦することができました!出演者と観客が一緒に声を出すことでエネルギーを共有することができて、最高のライブを楽しむことができました!

「声出しNG」を経験したからこそ、「声出しOK」の楽しさを改めて実感することができました。では、どのような声出しシーンがあって、なぜ楽しいのでしょうか。

声出しシーン①|曲の合間の声援

曲と曲の合間に出演者に「○○さ~ん!」「頑張って~!」というように声援を送ります。舞台も客席も真っ暗な中、ギターのチューニング音が響き、出演者に声援が届くという緊張感のあるシーンがその次の曲を引き立たせます。

声出しシーン②|MC中

次に、出演者の呼びかけに観客が応えるコール・アンド・レスポンスです。呼びかけが続くほど出演者も観客もテンションが上がっていきます。例えば次のような感じです。

出演者「今日はみんな来てくれてありがとう~!」
観客「いぇーい!」
出演者「乗ってるか~い!!」
観客「いぇーい!!」
出演者「1階席~!!!」
観客「いぇーい!!!」
出演者「2階席~!!!」
観客「いぇーい!!!!」
出演者「全員~!!!!」
観客「いぇーい!!!!」
出演者「次の曲いくぜ~!!!!!」
観客「いぇーい!!!!!」

声出しシーン③|曲中の合いの手

曲中に合いの手をすることもあります。イントロや間奏中にリズムに合わせて「ヘィ!ヘィ!ヘィ!ヘィ!」と声を出したり、歌詞のタイミングに合わせて「ウルトラソウル!」「オーオーオーオーオオー!」と声を出したりします。これにより出演者だけでライブを盛り上げているのではなく、一緒にライブを盛り上げている気持ちが湧きます。観客が違えば盛り上がり方が違うので、生のライブは同じ曲でも、違う場所と日時であれば雰囲気が変わります。

声出しシーン④|一緒に合唱

最後に、出演者が観客に一緒に歌うことを求める場合があります。大抵ライブの終盤の定番バラード曲で合唱することが多く、号泣しながら歌っている観客を目にすることもあります。一緒に歌うことでライブ会場が一体となって感動の嵐が巻き起こります。

なぜ「声出しOK」ライブが楽しいのか

こうやって声出しシーンを挙げてみると、声出しによって、出演者から観客への一方的なコミュニケーションではなく、観客から出演者へのコミュニケーションが成り立つことが分かります。出演者が観客に音楽を届け、観客が出演者に声を届け、それを受けまた出演者が観客に音楽で応え…と繰り返すことで、観客側に一緒にライブを盛り上げているという能動的な体験が生み出されます。この能動的な体験が「声出しOK」ライブが楽しい理由だと思います。その場にたまたま居合わせた人々で、音楽を通じてエネルギーを共有できることは最高です!


この記事を読んでライブって楽しそうだなと思った方はぜひ行ってみてください!ただし、その他の観客にご迷惑にならないようにマナーを守って声出ししましょう。

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Posted by NarukiyoKana