米国へ行ってきました。
どうも、ものレボの松下です。
今回は、24年9月に米国へ行ったときの話を記述します。
海外へ行った経験
私は海外に行った経験が多い方ではないと思います。ちなみに初めて行った海外は前職時代の生産ライン立ち上げのためのインドネシアになります。
インドネシアは今でもまた行きたいと思うほど、私にとっては最高な場所でした。
理由は、人のあたたかさと食事のおいしさです。(ちなみに当時は製造に関する会話をカタコトのインドネシア語で対応できていました。)
その他の国では、ものレボの市場調査を目的にバンコク、ベトナム(ホーチミン)へ行ったことがあります。
こちらの両国に関しても私にとっては最高な場所でした。
理由は、日本の文化に近しいことと、プロダクトを販売する市場が確かに存在したことです。
あとは、プライベートでの韓国です。
といった感じで、これまでの海外経験はアジアがすべてでした。
渡米の目的
ここからが今回のメインとなりますが、なぜ渡米したのか?という点を最初に記述しておきたいと思います。
米国市場はかねてより気にしている市場で、市場調査もちょこちょこやっており、事業成長のガソリンとしての可能性を大いに感じていました。
今回は市場調査を現地現物現認でやることを目的としてJETRO Centralのアクセラレーションプログラムに応募したところ、採択頂きました。
(ちなみに同時期にGSAPにも採択され、ダブル採択となりCEO細井も渡米しています。)
https://www.jetro.go.jp/news/releases/2024/c0798b546c5eddf4.html
本プログラムは、IMTS 2024 – International Manufacturing Technology Showへの視察をはじめ、米国進出の支援を頂ける内容になっています。
来年も募集があるかはわかりませんが、米国進出を考えているスタートアップは行った方がいいと思います。
英語のコミュニケーション
このプログラムは渡米前から帰国後まで6週間の間、アルケミストの支援を受けることができます。
下記はプログラムの抜粋です。
ここからが本章の本題です。
プログラム内でのコミュニケーションはすべて英語になります。
私は24年1月3日から独学の英語の勉強をはじめていました。ペースとしては平均週5程度。
勉強の内容は、CEO細井直伝のシャドーイングです。
このプログラムに採択されたときには約8か月もの期間、シャドーイング勉強をしており多少の聞き取りはできるようにはなっている自負はありました。
あと、英語は度胸があればなんとかなるって感じで背中を押されいけるでしょと思っていました。
そして、迎えたアルケミストメンバーとの初回ミーティング。(この時のことは、ここに記述しなくとも一生忘れることはないと思います。)
ミーティングの開始時間は7AMです。
私の作戦は資料を作り、こっちの相談事項のレールにはめこんでコミュニケーションの主導をこっちで握る作戦でした。
この作戦の目的は二つです。
- 最小のコミュニケーションコストで自分の知りたいことを入手
- 難しい英語のコミュニケーションのやり取りに巻き込まれない
作戦は完全に失敗に終わり、オープンクエスチョンに近いQAに巻き込まれ、25度に設定しているオフィスのエアコンがOFFなのか?と感じるほど、
焦りに焦る暑い1時間のミーティングでした。かなりやばかったです。。。(←あほな表現ですが、これしか適切な表現がないため使いました)
その後もこのやばいミーティングは続いていき、焦りは減っていきましたが毎回全力投球。
日本語のコミュニケーションはおそらく得意な方だと思うんですが、英語は本当に厳しいです。
渡米直前にJETROが提供しているメンタリングも受けさせてもらい、それはそれは励ましていただきまして準備を進めていきました。
(JETRO Centralには感謝しかないです。)
結果
そして米国へ飛び立つ日がやってきました。
米国での滞在期間は1週間。
滞在期間は、文字通りの朝から晩までほぼ毎日何かしらの予定を組んでいただいていました。
渡米前はオフィスのエアコンが効いている状況にも関わらずOFF!?と思うほど焦っていたコミュニケーション。
成果はどうだったのか?
成果としては、展示会場で将来お客様になっていただけそうなブースへ訪問し、英語のコミュニケーションを経て名刺交換を15枚獲得しました。
(これが多いのか少ないのかの基準としては、同じプログラムに参加していたメンバーのうち上位に入っていました。)
カリフォルニアの機械加工メーカーの工場長との2ショットも獲得。
(写真は個人情報の観点もあり、控えます。)
ここで感じたのは、会話はできたとしても営業や交渉は全く別物でもっとスキルを磨かないと箸にも棒にも掛からないと。
もっというと現地でアメリカの方を採用しないとビジネスで勝つことは無理だとまで思います。
今後
米国進出に関する市場調査は、現地でチームビルディングを開始するための立地の調査の詰めを残して今回のプログラムで一旦めどが立ったと考えています。
プロダクトの優位性は一定担保できており、市場サイズとしても問題ない、もっというと大きな市場と呼べる米国。
チャレンジし甲斐のある、攻め甲斐のある米国。
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