ハイボーラによる美味しいハイボール
橋場です。
いきなりですがタイトルのとおり、僕は食事中などは基本的にハイボールを飲んでいます。
こういう人達のことをハイボーラと呼んだり呼ばなかったりします。
ところで、私が1日に飲む飲料水は下記のとおりです。
■ 朝 :コーヒー
■ 昼過ぎ :コーヒーのおかわり
■ 夜 :金麦ロングx1本 & ハイボール x 気が済むまで
というのがルーティンです。
利尿作用があるものしか飲んでませんが脱水症状にはならないことを証明済みです。
さてタイトルにある、個人的に美味しいハイボールについて話したいと思います。
こだわるとウイスキーの種類や炭酸との割合、氷の形や大きさなど、色々あると思います。
しかし、あまり細かいことは書きません。
ウイスキーの種類でいうとハイボールを作るなら角なんかがあれば十分でしょうね。
私の家にはJAMESON(ジェムソン)やBLANTON’S(ブラントン)といったウイスキーが常備されていますが、これをハイボールで飲む方がもったいないと感じるので使用しません。
しかし、ハイボーラーにとって決して忘れてはいけない重要なことがあります。それは、
- 温度
- 炭酸
です。
ではまず温度についてです。
これはグラスにほぼ依存します。
グラスは保温効果(材質や構造)と、おいしさにこだわるなら薄さが重要な要素ですね。
材質はステンレスで十分と思っていますが、イオン発生まで気にする方はチタンを使いましょう。
材質よりも2重構造というのが大切です。
材質の違いによる熱伝導率の差よりも金属と空気(真空)による熱伝導率の差の方が大きいので。
因みにハイボールからグラスへの熱の伝わり方や、2重構造の箇所の熱の伝わり方は熱伝達率という係数ですが、これは物性値ではないので調べることが難しいです。
銅やステンレス、チタンといった材質による違いは元熱交換器設計課である当社の久保さんが詳しいと思います。
恐らくですが久保さんは習慣的に銅は使わないでしょう。
さて、次にこだわるのは炭酸ですね。炭酸は強い方が良いですよね。
なので単純に強炭酸のものを選びましょう。
最近では炭酸水を作れる家電製品もあるので、一度でいいから使ってみたいものです。
炭酸濃度に対しても結局のところ、大切なことは温度になります。
二酸化炭素は冷えていれば冷えているほど水に溶けるので炭酸が強くなります。
なので事前に炭酸水は限界まで冷やしておきましょう。
では実際にハイボールを作る工程に移りましょう。
まずグラスに氷を入れます。大きければ大きいほど実際は良いのですが、氷にお金を消費するわけにもいかないので私は写真のとおり家庭用の氷です。(これはハイボーラが見たら怒られること間違いないですが、氷が浮いてくるほどの小さな氷を使用してしまっています。)
バーで出てくるような大きな丸い氷が欲しいです。
そして一度このタイミングで氷をかき混ぜてグラスの中の温度を冷やしまくりましょう。
もし氷が溶けるくらいかき混ぜた時は一度グラスの中の水は捨てておきましょう。
次にウイスキーを注ぎます。一般的にはウイスキー対炭酸水は1:4と言われたますが、せっかく自分で作ってるので自分好みで作りましょう。
ウイスキーを注いだら、もう一度氷とかき混ぜまず。
漸く炭酸水を注いでいきます。
炭酸というのは振れば振るほど炭酸が抜けてしまいますよね。
ですので注ぐ時も炭酸水にはなるべく刺激を与えないようにしましょう。
具体的には氷には当てずに、グラスに対して優しく丁寧に滑らしながら注ぎましょう。
氷に当たると炭酸が抜けます。氷に霜があっても良くないのですが、それはウイスキーを入れた後にかき混ぜていることでカバーしています。氷が溶けても炭酸が弱くなるので、大きい氷を使用した方が絶対良いですよ。
グラスいっぱいまでは注がず、グラスの中で香りが籠る程度の余裕を残しておく、という人もいますが、香りを楽しみたいならウイスキーストレートが一番なので中途半端なことは止めましょう。
あとは飲むだけです。基本的に勝手にウイスキーと炭酸水は混ざるのでかき混ぜる必要はなく、それよりも炭酸をキープすることを優先させます。
ハイボールにおいて重要なことは爽快感です。
ちょっとした味の違いなんかよりも温度と炭酸の2つにこだわることこそが美味しいハイボールを作るということだと私は考えています。
以上ですが、これらは全てのサワーや酎ハイでも同じことですね。笑
最近はコロナなのでお酒の提供はしておりませんが、ものレボにご興味ある方は是非meet upへお越しください。