ものづくりはいつでもどこでもできる
どうも、ものレボCOOの松下です。
先に言っておくと、今回はかなりゆるいテーマです。
今回のテーマは、自宅で段ボールを材料としてものづくりをしてみましたというお話です。
■材料
材料は家にあったものを使いました。事前準備はしていませんので、これを見てやってみようと思った方は今すぐ仕掛りが可能です。
1.Amazonの封筒タイプで送付されてきた際の台紙となっている段ボール(下記に封筒タイプのイメージを貼っておきます)
2.木工用ボード(速乾タイプ)
以上
■道具
これも家にあったものを使っています。
みなさんがお持ちのものがどの程度のものかによってやり辛さがでるかもしれませんが、おそらくどこの家にもあるようなものです。
1.ハサミ(段ボールを切るためそこそこの切れ味のものがいいですが、Daisoのよく切れるとうたってあるものでも十分です)
2.定規(材料との直角が視覚的に捉えやすいものをおすすめします。ちなみに下記のものが私が使った定規です)
3.山折り線や切り取り線を引くためのマジック(細先がついているものがいいです)
以上
■作り方
まず、誰のためのなんの課題を解決するかを定義します。(どのようにはいろいろあるため、今回は決め打ちしています)
今回はラフに以下のようないろんな視点から定義してみました。
・誰の→子供(と子供の人形)
・なんの課題→飽きている遊びの緩和(と親の財布をいためない)
上記より誰のが決まったので、これをインプットに設計します。(下記にインプットの一例を貼っておきます)
ちなみにインプットデータは人形幅(35mm)の一点です。(少ないですが、これを満たしていれば人形遊びはできると決め打ち)
あとは、定規で上面図をイメージしながら部品図を製図し、部品図に沿ってハサミでカットしてボンドでつけていくだけ。
■できたもの
今回は、階段と滑り台を作りました。バラバラに作ってあるのは設置場所や使い方に創造性を持たせるためです。
ちなみに高さはティッシュ箱の高さ(50mm)から来ておりまして、今後のティッシュ箱ハウス?との連携を考えています。
■今回の学び
初めて作ってみたのですが、作りなおし無しでそれぽくできたと思います。
また、今回のものづくりにおいて意識したことは子供が使うために必要な”強度”です。
この強度をあげるために、木工用ボンドが乾燥した際の目減りをイメージして盛り気味に塗布しました。
(溶接しているみたいでおもしろかったです)
ですが、構造に踏み込んだ強度は設計に落とし込みはできていませんでした。(仮組立てにあたるボンド仮付け作業で気づきました。)
具体的には、各部品の内寸と外寸の定義が甘かったことです。
この階段と滑り台が壊れて、次作るとき、もしくは別のものを作るときは上記を考慮しよりいいものを作りたいと思います。
■余談
今回のものづくりで久しぶりに物理的かつ具体のものに触れました。
昔は自分でポンチ絵をかいて、製図して(もしくはしてもらって)、制作・製造して、評価してを毎日のようにやっていたのですが、
何かを生み出す感動が日に日に薄まっていってたんだなと思いました。
(納期に追われていたのでそれどころではなかったという線もありますがw)
今回の作業を通じて、改めて何かを作るという楽しさを思い出すいいきっかけになったなと振り返ります。
以上