数字と体で感じるUXのギャップ
どうも、ものレボCOOの松下です。さて今回は誰もが一度は経験したことがあるだろう製品カタログと実際に製品を購入して使用したときの体感とのギャップについて記載いたします。
全員が全員ではないかもしれませんが、何かしらの(数値データで語ることのできる)製品を購入する前に確認するのがカタログ等の数字かと思います。自動車であれば燃費であったり、サイズであったり、はたまた排気量であったり、エアコンや空気清浄機なら対応できる畳数といったり何かしらのこういった数字を見られて検討の材料にされたことがあるかと思います。
で、こういった数字を見ても「よくわからない。。。」「実際のところどういう感じなのか?」と思うことがあり、自動車なら試乗するとかエア試乗等のお試しがないものだとYoutubeや雑誌のレビューをみるとか、、、こういった調査を通じて自分の想像しているUXとのギャップを埋めていっていると思います。
これでも実際のところ、購入した製品が「おーーーイメージ通りやわ」て毎回なっている人は本当にすごいなと思います。おそらく購入する製品に対する利用経験を積んでいくと購入前からUXがだいたいわかってくるようにはなるかと思いますが、どんなメーカーも時代の変化に合わせて製品をイテレートしてくるのでビシッと「おーーーこれや!」となることはほとんどないと自分は考えています。
それで、私が感じるこの数字と体で感じるUXのギャップを埋めるのが一番難しいのが釣り竿です。(また釣りで、申し訳ない。。。)釣り竿がなぜ難しいかというと、、、利用するシーンが海という大自然でエリアによっても性格が違いますし、1日の中でも変化するものを相手に使用する製品だからです。もちろん上記で記載したように数字やレビューみたいなものはあります。さらにいうと数字に加えてベンディングカーブという可視化されたチャートがある場合もあります。(下図)
ですが、わかりません!!!笑。なので、私は釣り竿を買う際は人が持っているものを”海”で触らせてもらって、「これ自分がやりたいUXに近いなと」感じてから買うのが多いです。
今回のネタは釣りを例にとりましたが、こういったことは弊社が提供しているサービスでも同様のことが言えると考えております。お客様が「なんとなくよさそうだけど、本当にうちにあうのか?」「いいのはわかったけど、使いこなせるのかな?」といったことをご心配になられたり、考えて頂く時間を少しでも減らせるよう、製品を身近に感じてもらえるか、かつご利用イメージを持っていただけるよう、営業活動から製品開発、テストといった工程全てにおいてとことん追求していきたいと釣り竿を調べていて思いました。