アオリイカ釣りとスタートアップ
どうも、ものレボ株式会社COOの松下です。今回はアオリイカ釣りとスタートアップということで趣味の話を織り交ぜて書こうと思います。
アオリイカ釣りは、餌木(以後、エギ)という擬似餌を使って釣るのですが通称エギングと言われます。関西での主なシーズンとしては秋から春先にかけて、秋は数釣り冬はサイズ狙いと言われています。
エギングといっても釣りをする場所・海と風の状況によってどのように釣りをするのかが変わりまして、簡単にエギングの全体像を絵にすると↓の感じです。
今回は、1-2.オフショアのものです。この日は風が強くなったり風向きがガンガン変わったりとボートで釣りをするにはかなりやりづらい状況でした。こういった時はどうするかというと、エギングに関係なく釣り全般にいえるのですが、道具(もの)と釣り方(ヒト)の両方の①PDCAサイクルを高速回転させていく必要があります。そりゃあボートで沖に出れば誰でも釣れる!と思われる方も多いと思うのですが(私もその一人でした)、釣れる時は釣れる条件が成立している、成立させていることが多いです。
この日、釣果としては二杯だったのですが釣れた時は、エギの重さと潮の流れとボートの流され方がよく、エギがとてもいい姿勢で海の中を漂っているのがイメージできるほど”いい感じ”でした。(この”いい感じ”というのを話すと長くなるので、またの機会にでもするかもしれません)
で、小難しいことはさておき、個人的にエギングで重要なのは、ん?今の当たった?(イカがエギを触ったことを当たったと言います)と思ったら、即合わせ(竿を一気に立たせる)することだと考えています。魚のようにガツンとした当たりではないので、最初は本当にわかりづらく、何かに引っかかっただけかも?とか、岩や草に合わせてしまったら切れてしまう!といった気持ちになるのですが、それらを全部捨て②これは絶対にイカの当たり!と信じて合わせ続ける。信じて合わせて合わせて合わせまくる。
エギングで重要な①PDCAサイクルを高速回転すること、②これは絶対にイカの当たり!と信じて合わせ続けるですが、これはスタートアップのプロダクト開発におけるインサイトの発見から開発、開発したものを検証する、この流れがまさに①。検証が終わりエントリーマーケットを決めて、全面展開を進める流れがまさに②。個人的には、上記のように①をdoneして②を行うのがマーケットイン型で、開発初期段階に②の要素が入り込みすぎるとプロダクトイン型とだと考えています。ちなみにエギングは①をdoneして②を行うマーケットイン型です。
で、ものレボはというとゴリゴリのマーケットイン型で、実証実験をひつこいくらいやってから製品化しました。
今回はアオリイカ釣りとスタートアップについて書いてみましたが、これが他の釣り物(特に魚)だとここまで書けなかったなと思っていまして、両者には相関があるなと思いました(独断と偏見による結論ですが)。
アオリイカについてでも、ものレボについてでも一度話を聞いてみようかなと思ったら、採用ページを確認のうえ応募頂いても良いですし、まずは話を聞きたい、雰囲気をつかみたいということでしたら、毎月末にミートアップを行っていますので是非お気軽にご参加ください。ではお待ちしております。