英会話(プレゼン編)
どうも!細井です!
仕事上いよいよ米国への進出を進めている中で英語でプレゼンする機会が増えました!
今回はこれから英語圏の人向けにプレゼン(ピッチ)をする人向けの実践的な内容になります。
前回の英語はリズムが大事というブログの実践編になりますのでそちらも読んで下さい。
さて、非英語圏の人が英語圏でプレゼンするときのは大きく以下の流れになります。
- プレゼンの目的を明確にする
- プレゼンを届ける聴衆を定義する
- プレゼンの目的と聴き手に合わせたストーリーを用意する
- ストーリーに沿ってピッチデッキを作る
- ピッチデッキを決められた時間内で話せるように練習する
1-3は英語に限らず当たり前の話なので割愛します。本記事では4と5を体験に基づいて説明します。
4. ストーリーに沿ってピッチデッキを作る
ピッチデッキのゴールは聴き手にストーリーを聴覚と視覚の両方から訴えることができる状態です。
英語圏の人向けなので当然中身は英語です。
また、英語圏といっても米国と米国以外では様々な単位が変わるので聴き手に合わせて使い分けましょう。
例)米国/米国以外
- 通貨:USD(USドル)/£(ポンド)やEUR(ユーロ)など
- 重量:lb(ポンド)/kg(キログラム)
- 距離:マイル・ヤード・フィート・インチ/km・m・cm・mm
などなど。
間違っても日本円で説明したらその瞬間に聴衆はシラけると思いますし米国人向けにSI単位系も同様の反応になるでしょう。
ストーリーラインかスライドかどっちを先に作っても良いですが、日本人が英語のピッチデッキを作る場合は英語の表現がイモくさくなりがちです。(たぶん)
そこで生成AIを使って自分の作った英文をかっこよくしてもらいましょう。
例えば次のような指示をすればいくらでも提案してくれます。
「I am going to make a 3 min pitch to potential investors in Silicon Valley so that I want to raise a funding round. Make our pitch deck below more compelling in 390 words」
ここで大事なのはプレゼンの時間を意識して英文を作ることです。プレゼンはゆっくり話す方が良いので130wpm(1分当り130単語)程度にするのが良いです。
かっこいい題名やタグラインを作りたいときも同様に「make compelling tag line of this」と指示すればいくらでも提案してくれます。
次に、英語圏の人といっても例えば北米と欧州では文化もまったく異なります。米国向けのスライドは文字が少ないのが好まれます。
例
米国向けは読まさずに見せながら聴かせるイメージです。
5. ピッチデッキを決められた時間内で話せるように練習する
ピッチデッキができたらいよいよプレゼンの練習です。
プレゼン練習で重要なのは
- 必ず時間内に終わること
- スムーズに話せること
- 感情を込めること
です。
まず時間を過ぎた時点で最後まで聞いてもらえません。プレゼンには目的があります。目的を達成するためには必ず最後まで聞いてもらう必要があります。
次にスムーズに話せること。全然練習してない感があって言葉につまりまくっていたら本人もどんどん焦って更なるミスを誘発するし聴き手にとっても聴かせる気あるのかという気持ちになってしまいます。
最後に感情を込めること。プレゼンには目的があります。少しでも目的達成の確率や効果を高めたいなら感情を込めましょう。せっかくプレゼンを聞いてもらうので恥ずかしがらずに自信をもって強調するところは強調して大袈裟なくらい身振り手振りをいれましょう。相手も人間です。下手な英語でも一生懸命伝えようとする姿勢に引き込まれますし印象にも残ります。
これらをミスすることなくプレゼンするためにはひたすら練習あるのみです。風呂場や歩きながらもぶつぶつ練習しましょう。そして必ず時間は測りましょう。よりかっこよくスムーズに話したい人は英語はリズムが大事を意識してください。日頃からシャドウイングに取り組んでおくのもすごく効果あります。
上記をきっちりやっておけば英語を話せなくても英語でプレゼンできます。機会がある方は是非チャレンジしてください!健闘を祈ります。