電気・電子・情報・機械分野でのカタカナ表記
どうも、橋場です。
本日はタイトルにある分野における日本語のカタカナ表記の話です。なぜこの記事を書こうと思ったかというと、以前、自社で利用しているITツールの担当者の方とお話させていただいた時ですが、
「私の会社ではカタカナの語尾にある伸ばし棒(長音符)はしばしば省略されます」
と言っておられました。
製造業(電気・機械分野)においても同文化があると思いますが、業界に依存せずこれが日本の標準なのかな?と疑問に思ったのでこの記事について書かせてもらいました。
調べてみたところ図のようなルールがあるようです。感覚的に理解しているものですが、整理されるとわかりやすいです。
伸ばし棒を省略するルールは元々JIS規格によるものだそうです。なので工業分野において標準的に使われているのも納得です。さらにwikipedianによる記事を見ると伸ばし棒を省略する理由は、活字の印刷コスト、紙面や画面の表示スペース、記憶装置などの節約とのことです。
では、表記が少ないため時間も節約できているかというと、私の場合は、伸ばし棒も含めてカタカナへ変換して、backspaceを押すのが習慣化しています。
節約どころかバカみたいな入力方法によって操作が増えてしまっています、笑。
しかし、2000年に入ってからは段々と文化庁のガイドラインやマイクロソフトの表記ルールの変更により、伸ばし棒を省略しない表記の流れもあるようです。それに伴ってJIS規格も「長音は用いても省いても誤りではない」という表現に改定されているそうです。
標準も時代に合わせて変化していってますね。
さて、皆さんの会社でもいろんな社内用語等はたくさんあると思います。結局のところ、どの言葉が正しいというのは無く、大事なのは意思疎通をとる相手と統一された言語(共通言語)を使用することだと思います。
ものレボもいろんなバックグラウンドを持った人達の集団ですので、メンバー全員が社内とも社外関係者の方とも伝え方は日々工夫しながらコミュニケーションをとっております。
そして今後時代や会社のフェーズの変化とともに言葉も仕組みも柔軟に変わっていくんだと感じます。
最後になりますが、ミャンマーの案件に携わった時に、「ミャンマー」という固有名詞を「ミャンマ」とメールで書く人に対しては違和感しかありませんでした。笑