剣‐シーズンイン
どうも、福山です。
初回のブログに書きましたが、剣道が趣味でして、休日は立命館大学体育会剣道部にて学生指導と共に自身の稽古にも励んでいます。
長かった冬季オフ期間が終わり、3月からようやくシーズンインしました!!
オフ期間中は剣道ができておらず体は本調子ではないため鈍っており、また若干の肌寒さもあり、このようなコンディションでの練習が最もケガをし易いので、まずはケガをしないことを最優先事項として稽古に臨みました。
しかし、二十歳前後の現役学生はパワー・スピードともに申し分なく、セーブをしている余裕はないです。一瞬でも気を抜けば1本を取られるくらい張り詰めた状態を集中して維持し続けなければなりません。
剣を交えれば上下関係は関係なく打つか打たれるかの世界で、無心で竹刀を構え攻め合いを繰り返していると一種の”ランナーズハイ”のようなゾーンに入ります。
HIGH状態になっている時の体はいつも以上によく動くのですが、ただしその反動が非常に大きいんです・・・。男子と女子に分かれて稽古をしているため、実質2部練をしているのもありますが、稽古終了後は体が「バッキ、バキ」の状態で全身筋肉痛です。
強靭な肉体や精神力は日々の鍛練を通じて養われるものであり、この痛みに打ち勝ってこそ勝ち取れるものがあると信じて頑張ってます!!
学生の指導を通じて考えさせられることがあり、学生は日々繰り返し、繰り返し基本稽古を行っています。内容は違えど”基本稽古”を当たり前のように愚直にこなしているんです。稽古風景を見ていると「飽きもせずよくやれるな」と感心します。
ビジネスにおいて『成果』というのは正直簡単にあげたいところだと思いますが、そもそもその考え方が間違っていると学生稽古を見て気づかされます。
手間なこと、面倒臭い作業など地道な活動を疎かにして手に入るものは”皆無”だと思います。『目標』『人望』『対価』など人によって手に入れたいものは千差万別ですが、楽な道の先においしい果実はなく、険しい道を苦労して乗り越えていくことが近道で、険しい道の先の果実はさぞ大きくかつジューシーだろうと想像が膨らみます。
果たして我々が目指している果実はどんな味なんでしょうか??
楽しみです。
体がバッキバキに痛いので、今回のブログはこのあたりで終わり、体を休めます。