胴を極める
どうもセールスの福山です。
僕の1週間は平日は仕事、土日は趣味の剣道と家族との時間に充てています。
剣道をしている時間は何も考えずに無心で剣道に向きあえるので、心身ともにリフレッシュできる貴重な時間となっています。
6歳から剣道をはじめ、最初は親に言われるがまま剣道をしてましたが、いつの間にか剣道にはまっていました。
小学校、中学校、高校は剣道に明け暮れ、大学では「テニスサークルに入るぞ!」って決めてたんですが、幼馴染に「1回だけ稽古見学にきてくれ」と言われ友達の頼みを断り切れず、とりあえずという気持ちで見学に行ったんです。
いざ稽古見学に行ったら、鬼レベルの超絶激しい稽古で見てるだけで吐きそう・・・
今でも衝撃だったので鮮明に覚えていますね。
見学が終わって友達の頼みにも応じたので、『テニサー♪♪テニサー♪♪』と高揚した気持ちで次の週末を迎えたんですが、なぜか友達から連絡がきて第一声目に「練習いくで!」って。。。「ちょっと待て、ちょっと待てお兄さん、見学いったら入部なん?(ラッスンゴレライ)」って突っ込みたくなるくらい唐突なお誘いがきました。
当然、急に言われても僕の目的は明確だったので断りましたが、「無断欠席、無断遅刻には罰則があって、しかも同期の”連帯責任”になるからまずい」とめちゃくちゃ危機感迫る感じに熱弁してくるんですね。幼馴染にそこまで言われると行くっきゃないでしょー。
その時の心境は、”さらば憧れのテニサー”って状態でした。
剣道部に入部したからには『ラケット』を捨て『竹刀』を握り4年間猛稽古に励みました。
大学卒業してからは母校(立命館大学)の剣道部のコーチをし、今年の4月から助監督に就任し学生指導に精を出しています。
新年度を迎え、新たに責任も重くなったのを機に、今一度自身の剣道も見つめ直そうと考えてコンセプトを『応じ技の精度アップ』としました。
『応じ技』というのは、相手の打ち込んでくる力を利用して反撃する技、または打突の際に生じる隙を瞬間をとらえ狙う技。分かり易く説明するとカウンターですね。
特に今まで苦手だった技を克服し攻めのバリュエーションを増やすことを目的に『返し胴』の稽古に取り組もうと考えています。
・相手が面を打ってきたところをすかさず竹刀で避け、胴に返して打つ。
・「避ける」「打つ」の動作を分けて考えるのではなく、「避けながら打つ」。
・相手より先に仕掛ける。
・「先に仕掛ける」=「相手に面を打たせる」ということ。
剣道ではこれを「引き出す」や「誘う」ともいいます。(ここが難しい)
個人的には↓のような返し胴が打ちたい!!!
稽古は週1回ですが、地道に鍛錬し技を磨きます。