必要性議論が無駄である件

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こんにちは!ものレボの川田です!

今回は少し怒りを含むタイプの内容なんですが、「あれが必要だ!」「これをしなければいけないね!」という言わば必要性議論に対する憤りを書いておこうと思います。

結論としてはつくづく必要性の議論は無駄だなーと思うわけです。

必要かどうかなんて、実はほとんどが誰でも「必要」だとわかるもの。

そして、必要性議論は長く会話しても最終的に「そうだね、それ必要だよねー」って結論しか出ないんです。

そんなものは一瞬だけ会話して「必要だとわかったら」さっさと実現性の議論に移らなきゃ何も生まれない。

限りある資源をどうパズルするのか、足りないならどうやって調達するのか、どういう順番で直列に組み上げると、いつお客さんに届くのか。

そういう会話に時間を使うことこそ「お客さんに届けることに真摯な姿勢」であってそれこそが「顧客ファースト」だと思います。

「お客さんがこんなものが必要だと言ってるから提供するべきだ」ってのは確かに顧客ファーストの一歩目ではあるけど、それはあくまで一歩目であり序の口です。

その議論を100年続けても永遠にお客さんには届かない。

誰も幸せにできない。

必要性議論は確かにトリガーでありスタートポイントではあるけれど、「こうした方がいいね」「ああした方がいいね」「こうするべきではないね」みたいな議論を1時間やったりする会議を見たことはありませんか?

そうした議論はほとんど実現まで辿りつかない。

「さて、まず、○○が○○という目的と背景により必要であることに異論がある方はいますか?・・・いないですね。では、この○○を実現するための要素として私が考えるのはこれらです。これらに対して一つずつアクション案を考えてきたので、それを一旦ご説明させてください。まず一つ目に・・・」

ってやればいいわけです。必要性議論は最初の1文でおしまいで、それ以降は実現性議論です。

最近たまたま色んなところで、必要性議論病を浴びまくってちょっとうんざりしていたので、ここに綴ってみました。

たまにはこういうのもありでしょう。

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Posted by KawataToshimi