改めてコミュニケーションについて考えてみた

仕事,生活

どうも、ものレボCOOの松下です。今回はコミュニケーションについて最近考えていたところがあるので、簡単に書いてみました。

まずコミュニケーションという単語を大辞林で検索してみました。

検索結果↓

人間が互いに意思・感情・思考を伝達し合うこと。言語・文字その他視覚・聴覚に訴える身振り・表情・声などの手段によって行う。

”人間が”という前提ではじまり、手段まで落とし込まれていました。(さすが大辞林さん)
で、今回はここでいうところの手段について書いていきます。

ここで少し近況を書かせて頂きますと、ものレボはここ数か月で既存メンバーのおよそ二倍の数にメンバーが増えました。
(めちゃくちゃありがたい。。。)
そのメンバー構成ですが、全員が本社近辺(関西圏)にいるのではなく、ざっくり関西圏3割、関東圏2割、海外5割といった感じになっていて、
主をリモートワークとしているため、英語、日本語といった言語を用いての文字のコミュニケーションが主体となっています。
もちろん文字だけではやりきれない部分があるため、Web会議での視覚、聴覚に訴える身振り・表情・声のコミュニケーションも盛んに行われています。

ものレボのコミュニケーションはこんな感じです。

コミュニケーションは何か変わったのか

ここで何について考えてみたのかを少し掘り下げます。
技術は時代と共にかなり進歩しているのはみささまご存知のことと思いますが、この流れの中の中心はインターネットと感じています。

インターネットの普及を受けてスマホ、タブレット、パソコンといったハードウェアが身近なものとなり、物理的な人と人との接点を設けるにあたって距離が主問題になりづらくなってきました。

何について考えてみたのかですが、人と人との物理的な距離の問題を解消してくれた、
スマホ、タブレット、パソコンといったハードウェア(以下、現代のハード達)を用いての

  • 文字のコミュニケーション
  • 視覚、聴覚に訴える身振り・表情・声のコミュニケーション

です。

物理的な問題を解消してくれた現代のハード達は、どのくらいの人たちの移動時間を減らし、そして幸せにしてくれたのか図れないほど大きな好循環をもたらしたと思いますが、私は問題も引き起こしていると思っています。

その問題というのが今回の「改めてコミュニケーションを考えてみた」の主題となります。

何がいけないのか

キーワードとなってくるのが、現代のハード達の使い方と現代のハード達によって必須とされなくなった物理的な人と人との接点です。

まず現代のハード達の使い方ですが、さらっと使うと文字を使ったコミュニケーションをする場合は相手の読解力に依存しないように
また文章の長さにも配慮しないと意思・感情・思考が適切に伝わりません。

これらの配慮なく発した文字は仮に伝わったとしても相手を疲弊させます。

文字は基本一方通行でかつ発信者が文字列の入力を完結しないと相手に届かず、相手に届いたあとも視覚・聴覚には訴えかけることはしないという欠点があります。また発信者は相手に伝えたからOKという自分本位になってしまいやすいという特徴もあるかと思います。

現代のハード達は自分を主語にすると利便性が高く多機能を誇る優れものですが、「相手のことを考えた配慮ができるか?」が適正に使うために必要になってくると私は思います。

次に物理的な人と人の接点ですが、これは前述しましたが現代のハード達によって必須とされなくなりました。
なぜ必須とされなくなったかはとても簡単です。現代のハード達が論理的な人と人との接点(SNSやWeb越しの顔合わせ等)を設けてくれたからです。

この論理的な人と人との接点のおかげで多くの社会問題が解決されましたが、
物理的な人と人との接点をもってコミュニケーションをしていた頃と比較するとコミュニケーションが乱雑になってしまっていると感じています。

これが今回改めて考えてみて私なりに感じている問題です。

なぜ乱雑になってしまいやすいのかというと、物理的に接しないということは顔を合わせなくてよいことになり、何かしら軋轢を生んだあとも
気まずくなるということを避けやすいことが起因しているのかと思います。(もちろん悪い点ばかりとは思っていません)

ではどうするのか

これまでと同じような感覚や経験でコミュニケーションを図ると問題が発生する可能性は非常に高いと思います。
また昨今当たり前になってきているリモートワーク(ものレボでも取り入れています)を取り入れたことでこのような問題は増幅したのではないかと私は予想しています。

では、こういった問題を引き起こさないためどうするのか?
私個人が考える重要な点を以下にまとめてみました。

  1. 現代のハード達は常に相手に配慮する心構えを常に忘れない
  2. 現代のハード達に依存しすぎず、時には現代のハード達から距離を置く(休日は触らない等)
  3. 論理的な人と人の接点だけでなにもかもをやり切ろうとしない
  4. 物理的な人と人の接点は定期的に設けるように自らアクションをとる
  5. 時には物理的な人と人の接点は理由なく設ける

今回のブログは文字ばかりになってしまいましたが、最近想っていたことを書かせて頂く良き機会とさせて頂きました。

人間はコミュニケーションを中心にクリエイティブを加速させ、イノベーションを起こすことができる「唯一の動物」です。
よいイノベーションを起こし、その回数を増やすことで後世に快適な環境を受け渡すことができます。

このイノベーションを起こすために今後もコミュニケーションの取り方は、時代の流れとともに改善していく必要があると考えます。

ものレボでもリモートワークのメンバーと本社のメンバーで強固な一体感を築くため試行錯誤中ですが、日々少しづつ更新されていっており少しづつ成長していっているのを感じています。これからも”改善マインド”を忘れずに頑張っていきたいです。

ものレボでは私たちと一緒に改善をやってくれる方を常時募集しています。少しでもご興味のある方は私に直接ご連絡頂いてもOKです!!
ほかのメンバー等の紹介を記載しているジョブボードもございます→https://job.monorevo.jp/

どうぞよろしくお願いいたします。

PS.もう少し内容が煮詰まってきたらnoteにも書きたいなと思っています。いつかは未定(笑)

仕事,生活

Posted by MatsushitaTakahiro