made in Japan~板厚1.5ミリの鋳鉄器具~

生活

どうも、福山です。

今回は「フライパン」の紹介をします。

2年前になりますが、家で使っているフライパンの底がはげてきたのでフライパンを買い替えようと探していたのですが、ちょうどテレビで『魔法のフライパン』という誰でも料理が上手にできるフライパンを見かけたのです。

魔法のフライパンは三重県の錦見鋳造株式会社さんの製品で、なんと鋳鉄製なんです!!従来の鋳鉄の調理器具は重く、板厚は4mm~5mmが常識のところ、錦見鋳造さんはその1/3にチャレンジされたそうです。

【特徴】

  • 板厚1.5mm
  • 鋳鉄製なのに重くない
  • 優れた熱伝導性と丈夫さ

鋳鉄製のすべて職人さんの手で製造されたフライパンを無性に欲しくなり速攻で購入ボタンを押しましたが、テレビに出るくらいなので人気商品となっており到着は2年後と案内されました。いつもの自分であれば2年も待てないのでキャンセルしているところですが、「職人の技」により作られたフライパンを見てみたいという気持ちが勝りました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2年後 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

待ちわびましたが、ようやく待望の魔法のフライパンが届きました。

油を塗りメンテナンス済
厚さ1.5mm

一番最初に感じたことは「きれい」でした。鉄の温度・炭の量・鋳型・研磨・塗装など製造工程のことを考えると、細部にこだわり1点1点を丹精に作りこまれたのだと、率直にすげぇーと感じました。日本の製造業の実力を見せつけてもらいました。

普段、料理を滅多にしないのですが(時代に逆行してます(笑))、魔法のフライパンを振ってみたくなりチャーハンを炒めてみました。熱伝導は速く、すぐにフライパンが熱くなりました。具材を投入後、一般的なフライパンと炒めてる時の音が全く違い「ジュ―、ジュ―」と炒めてる感MAXな感じで、まったく料理をしない僕でさえ「料理っておもろいやん!!」って思ったくらいにいい音を奏でてました。

フライパンの重さも適度な重さで簡単に振れましたし、熱伝導がいいのでご飯もベタつかず、いい具合にパラついたチャーハンが完成しました。

魔法のフライパンのお陰で料理することが楽しくなり、チャーハンの次は肉料理にチャレンジしました。お肉を炒めている時の音は最高っすね!!また、いい具合に火が通るため肉本来の旨味も逃げないので、おいしくてご飯が進みます。

製品の品質が良ければ製品を使用する人に対して良い経験を与え、かつ感動を与えられるのだと感じました。

改めて感じましたが、日本の製造業ってやっぱりすごいです。確かに世の中には安価なものも必要かもしれないですが、安価(量産)なものには相応の価値しかないし、高価(手作業、高技術)なものにはそれだけの価値があります。日本の職人さんの技術はまだまだ捨てたものじゃないです。

もっと『日本のものづくり』を盛り上げていくために、”小ロットスケジューラ”で生産性向上のサポートをしていきます!!

生活

Posted by FukuyamaTatsuya